敏感肌の人には角栓ケアは難しいというお話。

鼻のニョキニョキとした角栓、黒ずんで鼻の頭にブツブツしている角栓。どうにかしたいと調べていたら、角栓は手強いし敏感肌では使えないアイテムも多くどうしろっていうんだとなったのでできそうなことをまとめてみました。

そもそも角栓って？

そもそも角栓とはなにか。調べるまでは皮脂が固まったものでニュルっと出てくるものだと思っていました。でももっと複雑な物質だったのです。

角栓とは、

角栓が出来にくい肌の特徴は、角質がうすく、毛穴が引き締まっていることです。

角質がうすいということは、ターンオーバーが正常に働き、剥がれ落ちるべき古い角質が排出されている証拠です。

毛穴が引き締まっているのは、乾燥対策のスキンケアをしていて毛穴が広がる要因を防いでいる証拠です。

逆に角栓ができる人は、角質が厚く毛穴が広がってしまっているということです。

①毛穴の汚れ

メイクやほこりなどの汚れを落とし切れていないと皮脂や角質と混ざり毛穴を詰まらせる原因になります。

②ターンオーバーの乱れ

生活習慣の乱れや紫外線、乾燥、ホルモンバランスでターンオーバーが乱れると、本来剥がれ落ちるべき古い角質が落ちずに毛穴に残り、毛穴から出てくる皮脂と混ざり角栓ができてしまいます。

③過剰な皮脂の分泌

睡眠不足やストレスなどの蓄積で、男性ホルモンが増えると皮脂の分泌量が増えます。

①毛穴に詰まった汚れをクレンジングで落とす

角栓ケアというとオイルやバームタイプのクレンジングのイメージがありますが、ジェルやミルクでも大丈夫です。メイクの濃さや皮脂の分泌量によってクレンジングの種類を選びます。

②角質ケア

サリチル酸やグリコール酸、乳酸などのピーリングの成分を使うことで古い角質を酸の力ではがしてターンオーバーを促進する。

プロテアーゼ、パパインなどの酵素を力を使って角栓を分解し溶かすことでターンオーバーを調整することができます。

一般的にはピーリングよりも酵素の方が肌負担が少ないため、敏感肌で角栓ケアをしたい場合は酵素洗顔をおすすめします。ただアイテムによっては洗浄力の強い成分と一緒に入っていたりするのでアミノ酸系の洗浄剤と酵素が組み合わさっているアイテムが個人的には好きです。

③保湿ケア

過剰な皮脂の分泌は、肌の乾燥から起こることもあります。化粧水だけだと水分が蒸散し逆に肌が乾燥する場合もありますのでそういった場合は軽めでもいいので保湿ジェルやミルクなどの油分で蓋をする必要があります。

成分としてはセラミドなどのバリア機能を整える成分が入っていたり、過剰な皮脂の分泌を抑制するビタミンＣやアゼライン酸などが配合されているアイテムがおすすめです。

古い角質が詰まっているのが原因なので角質ケアはしたいですがピーリングは肌負担が大きいため酵素洗顔でケアするのが良いと思います。ただ毎日の使用は負担になることもあるので肌の状態に合わせて朝夜どっちかだけ、週に2回のスペシャルケアなどに留めておくなどの工夫が必要です。

酵素にも種類があります。

この２種類を配合していて、洗浄成分がアミノ酸系なものが良いかと思います。

今使っていて鼻のニョキニョキ角栓にはそこまで期待できないですが、ニキビなどの肌荒れはしにくくなったと感じるファンケルの酵素洗顔はアミノ酸系の洗浄剤で敏感肌でも使いやすいと感じましたのでご紹介しておきます。

分解するといっても作用は穏やかです。じゃないと健康な肌のタンパク質と皮脂まで分解されてしまい肌がダメになってしまいます。肌の上に乗せる時間も短めにして長い目で改善していくイメージです。

最近ライスパワーNo.11αなどが登場している中で、ライスパワーという成分が気になって色々見ているのですが、その中で皮脂のケアができるライスパワーがNo.6 らしいのです。皮脂腺に作用してくれるようで内側からの改善に期待できそうです。

アイテムとしては、『ライース　クリアセラムNo.6』です。

使ったことがないので強くおすすめはできませんが、使い続けることで皮脂腺そのものにアプローチができるのはすごいなぁと思います。エタノールが入っているので使う際はちょっと気にしつつ使いたいアイテムです。

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