季節の変わり目と自律神経。

季節が夏から秋に進み、気持ちがよい気温になったにも関わらずなんだか体が重くてやる気がでない。雨の日だったから低気圧かなと思ったりもしたけれどなんだか違う。よくよく調べるとそれは”秋バテ”らしい。夏の暑さで体がばててしまうのは知っていたけれど、秋の気持ちがよい季節にもばてることがあるなんて。

でもよく考えれば、確かに肌にも同じことがおきるのだから体にも出るよなあと納得してしまいました。肌には夏の間に浴びた紫外線のダメージや、乾燥からくるダメージなどの肌負担が秋になると肌の揺らぎとして現われます。それと同じように体にも夏の間に蓄積した疲れや気温の変化に対応しきれず体への負担となって出てきてしまうのでしょう。多くは”自律神経の乱れ”とまとめられて表現されます。

この時期は自律神経の乱れを整えていくことが重要だと感じます。繊細さんは特に。お風呂にゆっくりと浸かる?規則正しい生活を送る?軽い運動をする?よく言われるこれらは僕にとっては難しかったです。なので自分の中で心が安らぐことを少しずつやっています。それを少しお話できればと思います。誰かの参考になれば幸いです。

①好きなことをする

『絵を描くことが好き』と言えるほど絵が上手いわけではありません。でも絵を描くことが好きです。最近では『ラクガキをするのが好き』と自分の中で思っています。学生の頃はノートをとる中で空いたスペースにラクガキをよくしていました。社会人になってからはノートを書く時間が減りノートの隅にラクガキをするタイミングもなくなりました。

でも最近クロッキー帳(スケッチブックの紙が薄い版だと思っていただければイメージしやすいかと)を買って思いつくままシャーペンを走らせました。すごくのめりこんでしまい久しぶりに時間が経つことや周りの音が気にならない時間を過ごすことができました。この時にあぁやっぱり僕は絵を描くことが好きなんだと実感しました。

それからはもやもやしたときや人と関わりすぎて疲れた時や、心が乱れた時に描けるよう持ち歩くようになりました。お守りのような感覚です。

②本を読む

心優しい物語が好きです。根っからの悪人や敵、心が気持ち悪くなるような登場人物もいない、ハラハラすることもない平和な物語が好きでそういう小説ばかり読んでいます。

ずっと好きなのは小川糸さんの『ツバキ文具店』とその続編にあたる『キラキラ共和国』、最近心が乱れていろいろ探した中で読んで心があったかくなったのは小野寺史宜さんの『ひと』と『まち』。

優しい人たちに囲まれた平和な物語、優しくて心がほっとして優しい涙が読んでいてあふれてくるような穏やかな物語。

この2つはどちらもそんなにお金はかかりません。ラクガキするならコピー用紙でもいいですし。本も僕は古本を選んで買っています。でも必ず紙の本を。これは何となくのこだわりで紙の文庫サイズを選んでしまいます。

今回はこの2つをお話させていただきました。自律神経をケアすることで体の不調もゆっくりと落ち着いてきます。自分を大切に、自分の気持ちに寄り添って過ごす時間を1日の中に少しでも作ってあげてください。

心にキラキラを。

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